NEW口角が下がり目も閉じにくい顔面麻痺
症状
主訴は顔面神経麻痺である。味覚がおかしいと感じ医療機関を受診したところ、顔面神経麻痺の疑いと診断され、約1週間の入院となりステロイドの投薬を受けた。左側の顔全体が動かしにくく、発症当初からあまり変化を感じないまま経過していた。食事がうまく摂れず、会話もままならない状態が続いていた。その他に関係するか分からない症状や違和感は特にないとのことであった。
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来院者
男性
50 代
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期間
2026年7月 ~ 2026年8月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
8回
施術と経過
初診時には、顔全体の動きの低下がみられ、特に頬から口にかけては口角が下がり、会話がしづらそうな様子であった。また、目は完全に閉じることができず、常に涙が出ている状態であった。施術では手足のツボ、背中・臀部のツボを使用した。初回施術後は、顔の引きつりがなんとなく軽減した感覚があったものの、大きな変化は感じられなかったとの報告であった。その後は複数回の施術を継続し、2回目以降も初回同様に顔への血流改善と表情筋の緊張緩和を目的とした施術を行った。4回目の施術後には大きな改善がみられ、口角が上がり、目も完全ではないものの閉じられるようになったとのことで、本人も驚いていたとの報告があった。その後も施術を継続し、合計8回程度で見た目ではわからないほどの改善がみられた。動かした際の違和感は多少残っていたが、見た目の改善が得られたことから施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
顔面神経麻痺の症例において、発症早期から継続的に顔への血流改善と表情筋の緊張緩和を目的とした施術を行ったことが、経過の観察において一つの手がかりになったと考えられる。初回では大きな変化を感じにくかったものの、施術を重ねる中で4回目に大きな改善がみられたことから、短期的な変化だけでなく、一定期間の経過を追って評価する視点の重要性がうかがえる。動かした際の違和感がわずかに残っている点については、今後の経過観察が望まれる。
担当スタッフ





